キャッシュレス社会を先どるアメックスカードの「コンタクトレス決済」で支払がストレスゼロに!?

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「キャッシュレス社会」という言葉がよく聞かれるようになりました。現金を使わずに決済できるという意味で使われますが、日本においてキャッシュレスの普及率はまだまだ低いようです。

そんな折、アメックスが2018年10月から発行する「プラチナメタルカード」に「コンタクトレス決済」が搭載され注目を集めました。このコンタクトレス決済とは何か興味を持たれた方もおられたのではないでしょうか。

アメックスではプラチナカード以外にも以下のカードがコンタクトレス決済に対応しており、標準機能となりつつあります。

アメリカンエキスプレスカード
アメリカンエキスプレス ゴールドカード
アメリカンエキスプレス スカイトラベラーカード
アメリカンエキスプレス スカイトラベラー プレミアカード
スターウッド プリファード ゲスト(SPG) アメリカンエキスプレスカード
アメリカンエキスプレス ザ ペニンシュラ ゴールドカード

今話題のキャッシュレス社会の概要とコンタクトレス決済の機能を調査して、その実用性を検証しました。

キャッシュレス決済とは?

コンタクトレス決済を理解するためには、まずキャッシュレス決済全体について知るととても分かりやすくなります。

経済産業省はキャッシュレス決済の定義を「物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態」としています。

キャッシュレス化の推進が国策として取り上げられており、大阪万博が開催される予定の2027年までにキャッシュレス比率を4割に増強することが命題となっています。

2015年時点における日本のキャッシュレス比率が18.4%だったので、10年間で約2倍にまで引き上げる計算です。

引用:http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf

コンタクト決済が普及している諸外国の状況

いくつかの諸外国は日本に先駆けてコンタクトレス決済が一般に普及しています。

ロンドンでは地下鉄やバス、タクシーなどの交通機関でコンタクトレス決済が使え、スーパーやレストランの多くも対応しています。ロンドンオリンピック時に一気に普及が進んだということなので、2020年に開催される東京オリンピックで日本もコンタクトレス決済の普及が進むかもしれません。

オーストラリアも国民の6割近くがキャッシュレス決済を利用すると言われており、コンタクトレス決済ももちろん普及しています。

どちらの国もVISAやMasterCardが強いようなので、アメックスを利用する場合は事前に確認をすると無難でしょう。

キャッシュレス支払の種類

引用:http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf

キャッシュレス決済は大きく「プリペイド(前払い)」「リアルタイムペイ(即時払い)」「ポストペイ(後払い)」の3種類に分類されます。

アメックスカードに搭載しているコンタクトレス決済は「ポストペイ(後払い)」です。

リアルタイム取引が特徴で、加盟店への支払サイクルも柔軟となるため店舗運営側のキャッシュフロー改善などにも効果があるようです。

コンタクトレス決済とはなにか?

では、コンタクトレス決済で何ができるのでしょうか。

従来のプラスチックカードによる決済では暗証番号と署名が必要でしたが、コンタクトレス決済には「タップするだけなので支払いが簡単・便利でスピーディーになる」といったメリットがあります。 

少し技術的な話をすると、コンタクトレス決済はNFC(近距離無線通信)と呼ばれる技術を利用した「非接触型」の決済方法です。NFCには国際規格があり、「TypeA」「TypeB」「TypeF」の三種類に分類されます。

種類 特徴 実用例
TypeA 低コストでシェア高 Taspo
TypeB セキュリティレベル高 運転免許、マイナンバーカード
TypeF(Felica) 通信速度高 Suica

日本国内での実用例を挙げるとタバコの自動販売機で年齢認証を行う際に使う「Taspo」や、運転免許マイナンバーにもコンタクトレス決済と同じ技術が使われています。これらは、「Type A」「Type B」の規格を採用しており現在世界の主流です。

決済に関して日本は独自規格の「Type F(Felica)」が主流であり、JRが自動改札機に採用している「Suica」などがその代表例です。「Type F」はType A/Bとの互換性がないため海外で利用できないといったデメリットがあります。

それに対して、アメックスが提供する「American Express Contactless」は上記Type A/Bに対応しているため、海外で利用する際に特に強みがあります。

セキュリティにも強い

アメックスのコンタクトレス決済では、「デバイスカードナンバー」と呼ばれるカード本体とは異なる番号によって処理が行われるため、カード情報の漏洩がなくスキミングなどによる不正利用を防ぐことができます。

また、ICチップを搭載したことによりカードの複製を防いでくれるので、カードの不正利用が多い海外でとても役立つ機能です。

アメックスのコンタクトレス決済が使える場所と対応カード

店舗がコンタクトレス決済に対応しているかどうかは「コンタクトレス決済マーク」と呼ばれる以下のようなマークで確認することができます。

このマークが掲示されている店舗では非接触端末が設置されており、支払時にアメックスで支払う旨を伝えるとカードリーダーを店員が用意してくれます。カードリーダーにカードを4cm以内に近づけるだけで決済は完了するので、少額の買い物の場合サインなどのわずらわしい処理は必要ありません。

対応カードには以下の画像の赤丸で囲った部分にある「コンタクトレス対応マーク」がついています。

また、全てのカードが対応している訳ではなくANAやペルソナ、セゾンなどアメックスとの提携カードは利用できません。

ただし、コンタクトレス決済に対応していない券種でも「Apple Pay」に登録することでコンタクトレス決済が使えるようになるので公式ページなどで詳しく確認をしてください。

「コンタクトレス決済」はアメックス独自のものではなく、VISAやMaster Cardなど他のクレジットカード会社も採用している方式でもあり、決して目新しいものではありません。

ただ、VISA、Master、JCBはジャックスカード系とオリコカード系のみコンタクトレス決済を導入しているので使える券種はまだまだ少なく、プロパーカード全部を使えるアメックスの方がバリエーションが多いといえます。

モバイル端末対応状況

モバイル端末と連携した決済手段が普及されつつある昨今、アメックスのコンタクトレス決済も「Apple Pay」での利用が可能です。

残念ながら、Android端末はコンタクトレス決済未対応であり今後のアップデートに期待したいところです。

日本ではiPhoneの普及率が高いため、Apple Payに対応していることで多くの人がコンタクトレス決済を使えるようになるのでしょう。

まとめ

日本では国策としてキャッシュレス促進が叫ばれており、アメックスでもコンタクトレス決済に対応したプラチナカードを発行するなどその流れが少しずつ可視化されつつあります。

諸外国では既にコンタクトレス決済が普及している国もあるので、海外旅行の際には対応カードで使い勝手の感触をつかんでキャッシュレス社会を先取りしておきたいものです。