アメックスの審査基準は厳しいの?他社と比較して審査基準を解説

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アメックスの審査基準は厳しいの?他社と比較して審査基準を解説

アメックスは国際ブランドの中でも富裕層向けの高級ブランドというイメージがあります。そのため審査基準も厳しく簡単に審査は通過しないという印象を持つ人も多いでしょう。
しかし、アメックスの審査基準はそこまで厳しくありません!
アメックスの審査基準のレベルをわかりやすく解説していきます。

クレジットカード審査の基本

まず、クレジットカード審査は一般的にどのように行なわれているのかをおさらいしてみましょう。

クレジットカードの審査でもっとも重要なのは、申込者の返済能力を判断するということです。つまり審査項目は返済能力を判断する材料とだと考えましょう。
返済能力を判断する審査項目としては次の項目があります。

  1. 年収
  2. 勤務先
  3. 勤務年数
  4. 個人信用情報機関の情報

1~3については申込書に記載されている内容から判断しますが、自己申告によるものなので裏付けとなる資料はありません。
しかし4の個人信用情報機関の情報は実際にクレジット利用した実績で確かな裏付けがある情報です。
そのため、クレジットカード審査では個人信用情報機関の情報を重視する傾向があります。

個人信用情報機関に登録されている他社の情報で、支払遅延もなく正常に完済している情報(ポジ情報)があれば審査の通過に有利となります。
しかし、反対に長期延滞の記録(ネガ情報、ブラック情報)があれば、審査で却下される可能性が高くなります。

アメックスが加盟している個人信用情報機関

個人信用情報機関には次の3つがあります。

  1. CIC(シー・アイ・シー)
  2. JICC(日本信用情報機構)
  3. KSC(全国銀行個人信用センター)

CICはクレジット系の個人信用情報機関で、保有データ量は3つの機関の中でもっとも多くなっています。
JICCは消費者金融系、KSCは銀行系の個人信用情報機関です。
CICとJICCはともに法律で定められた「指定信用情報機関」の登録をしています。そのためCICとJICCはお互いに情報を共有しています。

これに対してKSCはクレジットカード会社や消費者金融会社などのノンバンクは会員登録できず情報も共有していません。
ただし一部のネガ情報に関してはCRINシステムによってCIC・JICCと共有しています。

ほとんどのクレジットカード会社はCICとJICCには登録していますが、KSCへの登録はできません。
しかし、アメックスはKSCも含めてすべての個人信用情報機関に登録している珍しいクレジットカード会社です。

そのため他のクレジットカード会社と違って銀行での利用状況もカード審査に影響があるので注意しましょう。

アメックスの審査基準は他社と比べるとどう?

アメックスはKSCに加盟できることから考えても日本では銀行に準じた扱いとなっていることがわかります。
実際、海外のカード発行会社は銀行などの金融機関がほとんどです。
アメックスをほぼ銀行と考えると審査基準は厳しそうですが、実際はどうでしょうか?

結論から言ってしまうとJCBや三井住友カードといった日本の銀行系クレジットカード会社に比べると、審査は通過しやすいというのが定評です。
審査基準はどこのクレジットカード会社でも社外秘なので推測するしかありませんが、実際にアメックスカードを持っている人の属性から考えると審査基準はそれほど高くないと判断できます。

パート・アルバイト、学生はアメックスカードに申込してもその時点で断られます。
しかし、派遣社員・契約社員であれば勤務年数・年収によっては審査を通過します。
主婦の申込も可能で、感覚的には信販系と銀行系の中間という審査基準です。

銀行系カード会社であれば審査を通らないような属性でも、審査通過するケースがあるのはなぜでしょうか?
その理由の1つにカード利用枠の設定方法が他社と違うという点があります。

アメックスの審査が通りやすい理由の1つ:カード利用枠

アメックスのカード利用枠(利用限度額)は一律に決められていません。
他社では10万円~50万円、30万円~100万円といったように、クレジットカードによってカード利用枠の範囲が決められています。
しかしアメックスカードでは一般カードのグリーンカード、ゴールドカードあるいはプラチナカードでも申込者によって個別にカード利用枠を決定します。

そのため契約社員でも10万円の利用枠でアメックスカードを発行するので、審査を通過する可能性が高いのです。
同じグリーンカードでもカード利用枠は10万円の場合もあれば、300万円以上の場合もあるというのがアメックスカードの特徴です。

これはグリーンカードだけではなくすべてのアメックスカードに共通していますが、プラチナカードやセンチュリオン(ブラックカード)は招待制なので、審査基準はグリーンカードやゴールドカードとは違います。

アメックスカードのグレードによる審査基準

申込することができるグリーンカードとゴールドカードの審査基準はほとんど同じです。
年会費やサービス内容が違うというだけで、審査基準に違いはありません。
その代わりゴールドカードでもカード利用枠10万円というケースもあります。
安定した収入さえあれば、その収入に見合ったカード利用枠が設定されるので、グリーンカードでもゴールドカードでも審査基準を変える必要がないのです。

しかし、プラチナカードとブラックカードの審査はグリーンカードとはまったく違う視点から行なわれます。
招待制カードの審査基準はアメックスカードの年間利用金額が大きく左右します。

招待制カードはグリーンカードやゴールドカード会員に対して、インビテーション(招待状)を発送することで会員を募ります。
つまり支払遅延がなく年間一定金額以上の利用をしている会員にインビテーションが送付されるのです。

プレミアムカードはアメックスのお得意様に招待するクレジットカードなので、他社カードをほとんど利用せず、アメックスカードの利用実績が良好であるということがインビテーションの発送条件なのです。

まとめ

アメックスカードは思ったよりも入会しやすいクレジットカードですが、入会そのものよりもカード利用枠が大きいカードを持つことのほうが難しいといえます。
アメックスのステータスに憧れるのであれば、まずはグリーンカード会員になって最終的にはインビテーションを目指しましょう。